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著.エルメス団様 1-61 2011/10/12(水) 02 03 02 意味不明。 少なくとも「確率で判定される行動成功時、30%の確率で失敗になる。」の説明文と実際の挙動が全く一致しない。 不幸があると確率が絡むスキルの発動率がおそらく0%になる。 何の表示もなく、単にスキルが発動しなかったように見える。発動(大・小)と反撃2で16回連続で反撃に失敗。 発動(大・小)と必中6つで9回連続でmiss(知覚低下で命中を下げた)。 護衛2つで9回連続で護衛に失敗。 なお、不幸は通常の回避・命中には影響しないようです。 回避特化し、命中率1%の状態ならば被攻撃を18回連続で回避に成功、 命中を高め命中率100%にすると攻撃を12回連続で命中させることに成功しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 著.キルヒアイス様(132u) 1-73 2011/10/13(木) 23 00 39 エルメス団さんに検証してもらった 不幸(特殊能力)についての補足検証を少ししてみました ①不幸を取得していると100%蘇生できない[2011/10/13-100%で7回試行するが全て失敗] ②不幸とクリティカルは関係はない[2011/10/13-100~109%で20回試行するが全てクリティカル発生] 結果は、エルメス団さんの検証を裏付けるものでした 《エルメス団さんの考察》 ③ 不幸があると確率が絡むスキルの発動率がおそらく0%になる。 ④ なお、不幸は通常の回避・命中には影響しないようです。 ①③からバグであることは明らかだと思うのですが このバグがどの様に修正されるかが気になります ①③の失敗する確立を30%に修正することは容易に想像できるのですが 『発動低下』:確率発動型スキルの発動率を-50%(0.5倍)する。(コスト-5) 『不幸』:確率で判定される行動成功時、30%の確率で失敗になる。(コスト-5) とわざわざ記述を変えていることから弱点が全く同じとは考え難く ②④の様に現在、何の影響もない箇所が本来の仕様箇所だったのでは ないかという疑いが出てくるからです もし、②④を修正するとなると大きな影響が出てしまいます 特に低コストユニットは取得しているケースも多いので それを傭兵として雇用しているユーザーにも影響がでますし 作成者本人も作り直すか選択が迫られる可能性があります 尚、検証は昨夜ですのでメンテ前になりますが メンテ情報には『不幸』の記載がなかったので修正されていないと考えています あと、メンテ情報で気になったのが 報復、先制で戦闘不能になった際に発動した不倒の不具合を修正 反射、報復が発動して死亡した場合、リアクション系スキルが発動していた不具合を修正 ここら辺は仕様なんだか不具合なんだか分からない部分なんですよね 私はこれを当てにしたユニットも考えていたのですが 私と同じ様なスキルや特殊能力を組み合わせた人もいるんじゃないかと思うんです 今回も修正9箇所と相変わらずCβ初回メンテかと思わせる修正っぷり 一生懸命、検証してユニットイメージを完成させたところでバグでした~ なんて、一言もなくサラッと修正されては考え抜かれたユニットも一溜まりもありません
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登録日:2011/10/22(土) 06 04 23 更新日:2024/05/02 Thu 13 37 05NEW! 所要時間:約 8 分で読めるわ ▽タグ一覧 ※日曜朝8時30分です。 もう彼女一人でいいんじゃないかな キュアムーンライト コロン チート ハートキャッチプリキュア! プリキュア プリキュア個別 ミステリアス ユリ リーダー 不幸の塊 久川綾 変身しなくても強い 威厳 悲しい結末 悲劇のヒロイン 悲劇の少女 愛のある項目 数奇な運命を背負った女 早着替え 月光花 月影ゆり 本当は優しい人 歴代ダントツ薄幸プリキュア 無理すんな 真の主人公 眼鏡 眼鏡キュア 紫キュア 紫髪 結構暗い過去持ち 美人 苦労人 苦悩の連続 裏主人公 規格外の強さ 貧乳 追加プリキュア 銀キュア 頭脳明晰 頭脳派 高校生 高校生キュア 推奨BGM:Alright!ハートキャッチプリキュア! ありがとうみんな、ありがとうコロン。 私の心が今、蘇る。 私はキュアムーンライト! 銀のすすきの力よ、私の迷いを、悲しみを断ち切り、 ダークプリキュアを倒す力で私を満たして! ハートキャッチプリキュア! すごいパワーです!キュアムーンライト!! みんなのハートをキャッチだよ! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 勇気、愛、友情、優しさ、悲しみ、喜び。たくさんの気持ち、皆の心。私は戦う!皆の心の為に! 月影ゆりとはハートキャッチプリキュア!の登場人物である。 CV 久川綾 中の人がかの有名なセーラー服美少女戦士の水星さんな為、よくネタにされた。 高校二年生であり、容姿端麗、成績優秀。えりかの姉、来海ももかとは親友同士。 高校での成績は常にトップであるが、それが仇となって同じ高校の男子生徒を落ち込ませてしまった事がある(本意ではない)。 昔年下の相手をしていた経緯からか子供の扱いも上手く、それを見た保育士がこころの花を弱らせるきっかけになってしまったエピソードも。 (それこそ本意ではない。またそのこと自体に気づく様子は最後までなかった) 物静かで非常に大人びた性格をしており、同時に物怖じしない芯の強さも持っている。 幼なじみの少年のハヤトからラブレターを渡された時は少し戸惑っていたが、「大きくなってゆり姉ちゃんを守る」と聞いたときは嬉しそうだった。 プリキュアには珍しく普通のアパートに住んでいる。 母の春菜(CV:佐久間レイ)と二人の母子家庭で、父親は3年ほど前から帰ってきていない。 13話のアパートでのシーンは音楽が一切流れず、会話の内容等も相まってどこか悲しい印象を受ける。 しかも、つぼえり・もも姉は仲良く外に出かけているので、よりそのように感じる。 とても朝の女の子アニメの雰囲気とは思えず、別アニメのようである。 彼女こそが作中、序盤より存在をほのめかされていたキュアムーンライトであり、 それは中盤前に種明かしされると同時に更なる伏線と謎を生み出し、視聴者を釘付けにした。 史上初の高校生のプリキュアであり、また物語の立ち位置からつぼみと対をなすもう一人の主人公という声も多い。 キュアフラワーよりプリキュアとしての使命を受け継ぎ、たった一人で砂漠の使徒と戦っていたが、 ハートキャッチミラージュの試験前に現れたダークプリキュアに奇襲され、敗北する。 その際、パートナーの妖精コロンがサバーク博士の攻撃から彼女を守り、消滅しまう。 しかもそのコロンの死に様も他のお子様アニメのように光に包まれて消えるような綺麗な死に方ではなく、 全身が徐々に黒ずんでいき事切れると同時に霧散していくというショッキングなものだった。 このシーンは多くの涙腺崩壊を呼んだ…… 更に激化する攻撃からこころの大樹を守るため、プリキュアの種を酷使した結果、プリキュアの種が割れてしまい、変身能力を失う。 種の片割れはゆりさんに、もう片割れはダークプリキュアの手へと渡った。 この戦いの中でココロパフュームがシプレとコフレに回収されたかのような描写があり、 本編でつぼみが使っていたパフュームは元々ゆりさんのだったのではないかという意見もある。 ちなみに春菜さんが登場した話では変身前の状態でスナッキーを撃退したり、ダークプリキュアの攻撃を受け止めたりした。 コロンを失った心の傷は非常に大きく、ゆりさんのこころの花はしばらくの間枯れていたが、 こころの大樹に残っていたコロンの精神体に後押しされ、こころの大樹の力を借りてプリキュアの種を修復、見事戦線に復帰した。 こころの花は「ユリ」。洒落ではない。 花言葉は「威厳」や「無垢」という意味がある。 <キュアムーンライト> ゆりが変身したプリキュア。イメージカラーは紫又は銀色。 変身後の決め台詞(名乗り口上)は「月光に冴える一輪の花」 変身のラストに左前髪が三日月を模した形状となる。 決め台詞は「全ての心が満ちるまで、私は闘い続ける!」 口上の際は両手でダイヤ型を作ってから開花のジェスチャーをし、ポーズを決める。 復活後も特にブランクは感じさせず、それどころか早速因縁の相手であるダークプリキュアとぶっ飛んだレベルの大激闘を繰り広げ、 (とどめは刺し損ねるも)彼女を倒し、その直後にパワーアップした三幹部たちを一人で瞬☆殺する。 単体でフォルテッシモを放ったり、クモジャキーの眼前に三日月形の衝撃波を置いてきたりとまさにムーンライト無双で、恐るべき戦闘能力を見せつけた。 ちなみにこの時点での力関係はこんな感じ。 ムーンライト>ダークプリキュア>>>>ブロッサム+マリン+サンシャイン その次の週でも強化デザトリアンを一人で倒したりとずば抜けた強さであっため、視聴者のほとんどがこう思った。 「もうこの子ひとりでいいんじゃないかな」 ちなみに復活回前の次回予告は「最強のプリキュア、ついに登場です!」 チームでは今よ!や、行くわよ!など、司令塔及びリーダーのような役割を担う。 正直、彼女は一人でスタンドプレーに走っても問題ないくらいに強いのだが、 チームプレイを重んじるような描写が多々見られるのは、コロンを失ったことで自分の力を過信していた事を自覚し、 協力する事、そして仲間の大切さを知ったが故である。 そしてコロンは彼女のこころの花が復活する様子を見届け、再びこころの大樹のもとへ還っていくのだった。 以下ネタバレ 物語後半でようやく心の傷が癒やされた彼女だったが、最終回直前にまたもや悲しみのどん底に突き落とされることになる。 世界が砂漠化した後の最終決戦では宿敵であるダークプリキュアと戦うが、その際サバーク博士が行方不明であった自分の父親と知り、ショックを受けるも、 ブロッサムの励ましによって再び立ち上がり、死闘の末ついに彼女を倒す。 だがその直後、洗脳が解けたサバーク博士から「ダークプリキュアは月影ゆりの身体の一部から作られた、いわば月影ゆりの妹」という新事実を告白されると共に、 ダークプリキュアが力尽き、光となって消滅する。 長きに渡る因縁の宿敵、ダークプリキュアはなんと彼女の妹であり、実質ゆりさんの手で彼女を消滅させてしまったのだった。 なお、月影博士は彼女に「私はお前を抱きしめる資格はない」と告げ、その後は消えゆくダークプリキュアを抱きしめていた…… 更に直後に砂漠の王デューンが現れ、その場を制圧、ゆりさん達にトドメを刺そうとする。 その瞬間、これまでの悪行の償いか、我が娘を思う愛情か……サバーク博士が身を呈してデューンの攻撃を抑え込み、同時に消滅…… 「ゆり!お母さんを、頼む……」 度重なる悲劇から強い憎しみの感情でデューンを倒そうとする 憎しみが力になるのなら、私はそれでも構わないわ! だが、以前自分がつぼみに発った言葉で説得されたことで自分を取り戻し、「憎しみではなく愛で戦う」と決心する。 愛の力はプリキュア4人の最後の変身「無限シルエット」へと受け継がれ、デューンを浄化する鍵となった。 パートナー・妹・父親を立て続けに失い、物語中で何度も心が折れかけるも、仲間達に支えられ最後まで逃げずに戦った。 非情な境遇に苛まれながらも強く生きるゆりさんの姿は多くの視聴者の心の花を勇気付けた事であろう…… <プリキュアオールスターズにおいて> DX2はハートキャッチ序盤の時期の出来事なので変身能力は失っており、 現役で戦えない薫子さんやまだ覚醒していない生徒会長と共にミラクルライトを振っていた。 DX3ではメガネを掛けたムーンライトがお勉強対決に勝利。 終盤にはプリキュア達がパートナー妖精と別れなければならないことを知る場面があり、その中にはみんなが涙する様子を静かに見守る彼女の姿があった…… 『ハピネスチャージプリキュア!』第4話では主役のブロッサムを差し置いて番組冒頭の10周年記念コメントを飾る。 艶っぽく、影のある表情とクールなカメラワークでバッチリとキメてくれた。 『映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』では、自己紹介しながら飛んでくる雪玉をすべて回避するという離れ業(?)を見せた。 『全ての項目が満ちるまで……私は追記・修正し続ける!』 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最新版のキャッシュにあった記述+αを加えたり一部を修正したりしました。 -- 名無しさん (2013-09-08 04 58 13) 劇中では物憂げな雰囲気漂うゆりさんもDCDだとかわいい服を着て晴れやかな笑顔を見せてくれるんだよね。明るい顔のゆりさんは年相応の17歳の乙女らしくてすっごく可愛い -- 名無しさん (2013-12-04 08 10 24) 特徴的な足音とかしないの?w -- 名無しさん (2014-02-12 19 59 22) どんな逆境の中にいても、どんな悲しみが襲い掛かっても、諦めずに強く生きる事の大切さを教えてくれたプリキュア。それが月影ゆり…キュアムーンライト。 -- DCD (2014-02-12 21 21 38) ダークさんが『姉さんともう戦いたくない』とガチ泣きしてボイコットしたなら、ゆりさんはどうしていたんだろう? -- 名無しさん (2014-02-12 23 23 21) ↑姉妹発覚は消滅中だったからな。 -- 名無しさん (2014-02-21 18 34 48) 本人に何の落ち度もないのに境遇が悲惨すぎる -- 名無しさん (2014-02-21 18 40 40) 10周年コメント採用おめでと、ゆりさん。相変わらずクール ミステリアスで痺れたわ -- 名無しさん (2014-02-23 09 06 04) 「月影ゆりは今ここで死んだ!私は、キュアムーンライトだ!」 -- 名無しさん (2014-02-23 18 37 46) ノア夫人、乗り換えて~、キュアムーンライト -- 名無しさん (2014-02-25 20 00 43) Dさんやら光太郎さんやら言われるけど、バイオマンの郷さんかスピルバンに近いと思う -- 名無しさん (2014-02-25 22 22 58) 最後の戦いでもしつぼみが止めれずに怒りと憎しみで戦ってしまったらどうなってたのだろうとふと考えてしまう。もしや凄まじき戦士みたいになって憎しみに飲まれ第二のデューンになってたかもしれない……まさかね -- 名無しさん (2014-05-28 01 46 26) コロン復活+パパン帰還+ダークちゃん仲間入り展開だったらゆりさんもぽんこつ化していたのだろうか?しがらみが全部無くなるし -- 名無しさん (2014-07-14 23 28 48) pixivとかでは、後輩(特に黄キュア)に対して厳しい姿勢でいることが多いな。 -- ギンガ (2015-03-29 21 06 19) 一人だけ何か出る作品を間違えてるようなお方。おジャ魔女の中に石ノ森作品の主人公が混ざってる。 -- 名無しさん (2015-09-29 13 21 36) 小説版よかったぜ。何よりゆりさんにとってのもも姉がちゃんと描かれててよかった -- 名無しさん (2015-10-21 16 18 10) 帽子がもっとも似合いそうなプリキュアですね。 女の目元の冷たさと優しさを隠す。 ムーンライト「さあ・・・あなたの罪を、数えなさい」 -- 名無しさん (2015-11-19 23 38 27) NS1のイェイ!イェイ!イェイ!のダンス見ると無理してる感ハンパないっす… -- 名無しさん (2016-09-18 01 38 28) 生身でも恐ろしく強い御方(多分歴代最強?)。これから先、彼女を超えるプリキュアは現れるのか・・・? -- 名無しさん (2017-03-12 21 55 13) 女児向けDボゥイ -- 名無しさん (2019-07-21 08 49 14) おねショタの何たるかを教えた業深きプリキュア -- 名無しさん (2021-04-04 22 27 09) キュアピースに「水生魂」を継承したのか? -- 名無しさん (2021-09-19 05 00 27) 水生→水星 -- 名無しさん (2021-09-19 05 02 06) 高校2年生にしてはあまりにも大人すぎる。そうせざるを得ない環境だったのか -- 名無しさん (2022-04-10 21 31 09) 白雪姫にあるような「死んだ者が生き返る」みたいなご都合主義は全くなしなのが余計悲しい…。せめてサバ―ク博士は娘のもとに帰れなかったとしても「世界中を放浪して世捨て人になっている」くらいだったら溜飲が下がったのに…。ナディアのフェイトとはまた違う意味で悲惨だ… -- 名無しさん (2022-06-06 09 58 49) コロンや月影博士は「明確な死」ではなく、「肉体の消滅」だからな。まだ苦しんで死ぬよりはマシかも…。 -- 名無しさん (2022-07-20 22 24 16) 今のご時勢(ウクライナ戦争とコロナ)で絶対にやれないな ましてやこれがディズニーだったら即カットされてそう -- 名無しさん (2022-07-20 22 27 23) 名前 コメント
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墓碑所【ぼひしょ】の魔女 闇文明 (5) クリーチャー:アナライザー?/ウィザード 4000+ ■暴打?(このクリーチャーがバトルした時、相手クリーチャーすべてのパワーは、ターン終了時まで-1000される) ■各ターン開始時に、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは山札の上から3枚を墓地に置くか、手札を1枚捨てる。 ■クリーチャーが自分の墓地に6体以上ある限り、このクリーチャーはパワーを+3000され、スレイヤーと闇ステルスとW・ブレイカーを持つ。 作者:黒揚羽 フレイバー・テキスト DMBD-03 「不幸の理解者/Unhappinessist」「生と死は硬貨の表とその逆。片面だけのコインなんて在りはしないのよ。」― 永久の象徴、エッサ 収録セット DMBD-03 「不幸の理解者/Unhappinessist」-アンコモン 評価 名前 コメント
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イエローハートの証明 せつながラビリンスに帰還して四か月。 四つ葉町に、再びナケワメーケが現れたというニュースが流れる。 駆け付けたラブ、美希、祈里が見たものは・・・。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 ナケワメーケ、再び!? 一六◆6/pMjwqUTk 第2話 四つ葉町に残りしもの 一六◆6/pMjwqUTk 第3話 ホンモノの、不幸の世界 一六◆6/pMjwqUTk 第4話 現れた男 一六◆6/pMjwqUTk 第5話 小さな手がかり(前編) 一六◆6/pMjwqUTk 第6話 小さな手がかり(後編) 一六◆6/pMjwqUTk 第7話 ダイヤの行方 一六◆6/pMjwqUTk 第8話 御子柴邸へ! 一六◆6/pMjwqUTk 第9話 地下に眠るもの 一六◆6/pMjwqUTk 第10話 不幸の中へ 一六◆6/pMjwqUTk 第11話 届け、本当の心 一六◆6/pMjwqUTk 第12話 不幸を変えるもの 一六◆6/pMjwqUTk 第13話 未来への証(前編) 一六◆6/pMjwqUTk 第14話 未来への証(後編) 一六◆6/pMjwqUTk
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「罠と囮」/ねぎぼう ノーザからの招待状を受けて占い館に戻ったせつなは今、不幸のゲージと対峙していた。 「貴女が精一杯頑張って人々の不幸を溜めたゲージよ。忘れちゃったかしら?」 「忘れるわけがない、これは私のあやまちの証。なら、もっと早くこのゲージを破壊しに来るべきだったのよ!」 せつなはキュアパッションに変身した。 「こんなところでゲージを破壊すればどうなるかわかっているのかしら」 「それは私が一番知っている。溢れだした不幸のエネルギーに飲み込まれ、きっと助からないわ。それなら助からないのはあやまちに染まった私一人だけでいい! アカルン!」 「キー!」 空間移動を駆使した戦いをサポートするだけではなく、自らの命も支える赤い相棒。 その姿を見て一瞬表情を緩めてみせた。 (ありがとう、アカルン。こんな私に命を預けてくれて。でももうこれで……) アカルンが赤い鍵となり、リンクルンにセットされた。 「パッションハープ!」 パッションハープを召喚したキュアパッションはあろうことか腰のリンクルンキャリーを外す。 その変身が解け、せつなの姿に戻った。 「何をするキー!」 「お願いアカルン、ここから離れて!」 「そんなことはできないキー」 「いままで命をありがとう、でももう貴女も巻き込むわけにいかないの。私なら大丈夫」 そういうと、掌の節をすり合わせる。 「スイッチ・オーバー!」 イースに姿を変えるととも敵に対する憎悪の感情を身に纏う。 それはアカルンを自分から遠ざけるため。 アカルンはその憎悪に弾き跳ばされる様にゲージの間からリンクルンと共に消えていった。 「その姿で技を放とうとでもいうのかしら?」 「ええ、これが最後よ。ハピネスハリケーン!」 羽根の吹雪を纏い、イースの姿で回転していく。 ラブとの、仲間との、家族との思い出がまさに走馬灯の様に駆け巡る。 (みんな、ありがとう。これが私の償い……) 無数の赤いダイヤがゲージに向かって一直線に突き進んでいった。 「お願い、ゲージを壊して!」 ところが渾身の一撃もむなしく、蔓の壁によってダイヤが黒く染まるとすべてがイースに襲い掛かった。 「かかったわね、己の黒い力で身を滅ぼすのだから、ざまあないわね」 黒いダイヤは次々とイースを切り裂き、ダメージを与える。 「そんな…… 最初からゲージを破壊させようと。ラブ……」 誰も傷つけたくない。 其れ故の窮余の技が裏目に出たのかは知る由もない。 結果として本懐は遂げられず、イースは力尽きた。 ***** 気が付くとせつなはイースの姿のままでゲージを覆う蔓に磔となっていた。 朦朧とした中でノーザはソレワターセの実をウエスターとサウラーに渡し、 プリキュアの追討を命じるのが見えた。二人の士気はいつになく高いようであった。 「ウエスター君、サウラー君、これを持ってお行きなさい」 「はい!」 二人がいなくなったのを見計らうと、ノーザはゲージに縛められているイースに向き直った。 「残念だったわね、イース」 「私はもうイースじゃないわ」 「そうだったかしら?『せっちゃん』」 あゆみが、圭太郎が呼んでくれる大切な呼び名。 それが穢されていくように感じられた。 「その呼び方はやめて!」 「ふふふ、やはり堪えるようね。でも貴女はもう『せっちゃん』でもないわ」 せつなにはやはりもう戻れない……そう思い知らされる。 「ウエスター君はずいぶん喜んでいたわね。でもね、そんな私達を裏切り、 メビウス様に徒をなしてきた。 残念だけど貴女には相応の罰をあたえないといけないわ。 でももう管理データは操作できないみたいだし、だから……」 パチン! ノーザが指を鳴らすと、ゲージを覆っていた蔓がイースの身体に向かって更に伸びてきた。 蔓はイースを締め上げ、蔓から生える棘がその身を責め苛む。 「ぐぐぐ…… たとえプリキュアになれなくても私は貴女には負けない。責めるだけ責めるがいいわ」 「貴女がナキサケーベのカードの苦痛に耐えてきたことはわかってるわ。そう、これは痛みだけじゃないのよ?」 蔓は、その腋に、胸に、そしてホットパンツの隙間をくぐるようにイースを責める。 肌を突き刺す棘から乳液のようなものが染み出てきた。それは不幸のエキスをエマルジョンにしたもの。棘による傷口や粘膜からも染み込んでいく。 「うっ……」 イースの身体を、痛みとは違ったじんじんする感覚が襲い掛かる。 世に人の不幸は蜜の味とは言われるが、エマルジョンとして適度に薄められた不幸のエキスは、悦楽をもたらす言わば媚薬のような働きをする。 身体を締め上げていた蔓は、次第にイースの敏感な場所を焦らしながらも掻くように攻めあげていった。 「あ、あっ……」 「どうかしら? 不幸の蜜の味は」 「こんなものには私は屈しないわ!」 「でも、貴女の身体はずいぶん悦んでいること。仲間は今貴女を助けようとして 精一杯頑張った末にボロボロになっているのにね」 せつなを救うためソレワターセと必死で戦い、傷ついている3人がモニターに映し出される中、意志とは関係なくホットパンツの隙間から、破れ目から垂れてくる蜜が太腿を伝って落ちていく。 「そんな……」 ノーザはイースの太腿に垂れた蜜をその指で拭い取る。 ぞわっとする感触。 しかし、それが皮肉にもイースの子宮の奥底をさらにじんとさせた。 拭ったその指をひと舐めして、ノーザは満足そうに笑みを浮かべた。 「この不幸の蜜、貴女自身が集めてきたものだけに特別甘いわね」 「私が、集めてきた不幸……」 「幸せのプリキュアを名乗っておきながら不幸の蜜に溺れている…… 貴女のせいで皆が不幸なっている中で、当の貴女はこのようにね」 そういうと、胸の赤いダイヤを引きちぎった。 イースの両胸が露わになると、不幸のエキスにより焦れてすっかり固くなっていた胸の宝石が二粒。 「ふふふ、いやらしい子。コリコリになっているわね」 胸の尖りを、ノーザは弄ぶように爪の先でいたぶる。 嬌声などあげまいと必死に歯を食いしばって耐えるイース。 しかし、不幸のエキスという「媚薬」によって更に強力になった悦楽に耐えぬくのは過酷なことであった。 次第に意識が真っ白に近づいていく。 このような状況でいたぶられ続けるなら、もうアカルンに返した命。 いっそのこと…… 「自ら寿命を終わらせようなんて考えてないでしょうね?」 イースは心を見透かされた気がした。 「それに貴女がこんなに淫らになった末息絶えたなんて知ったら、 さぞキュアピーチは不幸になることでしょうね」 そういうと、ノーザは太腿に垂れつづける蜜を再び指で掬い、見せつけるかのように糸を引かせた。 「嫌っ……」 自分が仮にも快楽で壊れるのは構わない。それがラブを苦しめることになっては…… やはり今は耐えなければならない。 「貴女の蜜の源はどうなっているのかしら」 ノーザはイースのホットパンツの破れ目から指を入れた。 ぬぷっ 驚くくらい抵抗なく指が蜜壺に吸い込まれた。 「うくっ!」 「やっぱり…… 蜜で溢れてかえっているわね。流石罪の子」 そのままイースの蜜のからんだ指をひと舐めすると、ノーザはその舌で直接味わうことにした。 剪定鋏で既にボロボロになったホットパンツのクロッチを切る。 プツン…… 露になった花弁を舐めやすくするため、膝を割り開く。 拒もうにも力が入らない。 ぬぷっ、くちゅっ……くちゅっ…… 「うっ……うっ……うん」 気味の悪い舌の動きにぞっとするのと裏腹に、そのざらりとした舌を待ち焦れるように身悶えする自分がいる。 そして、そんな自分を許せないという焦りに陥っていく。 「いいわ、もっと堕ちて……」 そこにウエスター達からの通信が入った。 「ノーザさん、やりました! プリキュアはソレワターセと相討ちになりました!」 「ただ逃げただけじゃないのかしら?」 「いいえ、証拠を転送します」 ノーザの前に現れたのはピーチロッドであった。 「他のプリキュアはまだでしょう? 早く追って皆倒してきなさい」 「はい!(褒められると思ったのだがな……)」 ノーザはイースに向き直る。 「聞いたかしら? キュアピーチは倒されたそうよ」 「そんな、ラブ……」 イースは絶望にうちひしがれ、その瞳から光が完全に消えた。 「キュアピーチの遺したコレで、果ててもらおうかしら…… これを押せば敵も倒せるのね?」 ノーザはほくそ笑んでボタンを押すが、反応はない。 「まあ、しょうがないわね。まあ、力づくでいいわ」 エキスの力で蜜まみれとなったイースの花弁にピーチロッドの先端をおもむろに押し当てた。 (せめてラブが残してくれたもので一緒に……) 突然ピーチロッドが光を放ち、ノーザをはね飛ばした。 「何!?」 天井に赤い光が輝き、アカルンを持ったキュアピーチ、キュアベリー、キュアパインが降臨した。 ベリーソードで蔓を切りベリーがイースを磔から解き放つ。 「もう……こんな傷だらけになって。一人で勝手に行かないでよね」 磔から解放されたイースを受け止めるパイン。 「せつなちゃん、心配したんだから」 そのままパインフルートでヒーリングプレアーを放ち、不幸のエキスをすべて浄化。 ピーチロッドの光に怯んだノーザめがけて突撃したのはキュアピーチ。 「せつなは返してもらうよ。これもね」 さすがのノーザも突然のことにあっけにとられていた。 「どういうことだ? 倒されたのではないのか……」 「ベリーソードは囮だったけど」 「ピーチロッドも囮だよ」 ゲージの間から脱出したアカルンは戦っているピーチ達の下に逃れたが、完全にゲージに囚われたせつなの元に近づけないとのこと。 そこで単体でもソレワターセを浄化できるパインフルートを主体にしてソレワターセとの相討ちを装い、ピーチロッドを せつなの囚われているノーザの元に送り込み、アカルンをそれに向かって瞬間移動させるという、賭けのような策に出たのであった。 「せつな……せつな……」 キュアピーチは傷ついたイースを抱きしめながら泣きじゃくる。 「ラブの馬鹿……生きてくれてて……よかった……ごめんなさい」 イースもラブの胸で涙をこぼす。 「……みんな、ありがとう」 最高幹部としてのプライドを大いに傷つけられ、怒るノーザ 「おのれ、この私をコケにするとは。プリキュアども、永遠の嘆きと悲しみを与えてくれるわ」 ゲージのバルブを全開にする。蔓が瞬く間にゲージを覆い、巨大なソレワターセとなると占い館を中から破壊した。 「なんやねん、これは!?」 外で待機していたタルトも肝をつぶすくらいの禍々しい巨体。 シフォンも怯えて泣くばかり。 4人の元にアカルンが再びやってきた。 仲間の愛に包まれたイースに弾き跳ばされることはない。 「ごめんなさい、アカルン……もう一度、私に命を預けてくれる?」 「キー!」 イースは力を振り絞って立ち上がった。 「せつな、無理しちゃ……」 「大丈夫よ。ヒーリングプレアーは効くわね。タルトが言った通りね」 (二度までも預かった命、無駄にしないわ) リンクルンを構える。 「チェインジ!プリキュア、ビートアップ!」 再び4人となったプリキュアが、ソレワターセに対峙する。 「みんな~、無事やったんか!」 「うん、大丈夫よ」 「どんなことがあっても、シフォンは……大切な人は守る。いくよ!」 ラッキークローバー・グランドフィナーレが巨大なソレワターセを浄化、人型の実が弾け去った。 しかし、ゲージは虚空に浮かぶとその容器にひびが入っていく。 「不幸が……撒き散らされていく」 「そんな……」 「これも策よ。お前達は我が掌でダンスを踊っているだけだ」 「私たちの世界はもう……」 その時泣いていたシフォンが何か言った。 キルンによると「プリキュアの力を自分に集めろ」とのこと。 そうしている間にもゲージは砕け、空は泣き出しそうになっていた。 「そうね。やるしかないわね」 「シフォンを信じるわ」 「皆の思いを1つにしよう」 それぞれの得物を掻き鳴らすと、4条の光弾がシフォンの元に集まる。 「皆が苦しいときに……」 罪悪感が赤い光弾の力を弱らせかける。 「大丈夫。今は皆一緒だから」 「……うん」 4条が1つになった。 “きゅあきゅあ、ぷりっぷー!” ゲージが光に包まれると、不幸の雨は雪と変わった。 「やったわ!」 「もうこれで世界が不幸に染まることはないのね」 「よっしゃー!みなはんようやりましたなあ……」 「シフォンにまた助けられたね」 ***** 自室で一人不敵な笑みを浮かべるノーザ。 「キュアピーチ、不幸のゲージは囮よ」 手には小さな結晶。 「イース、貴女の罰はまだ続くの……」
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【検索用 ふしあわせおーる 登録タグ VOCALOID v flower ふ アルセチカ イチ 曲 曲は】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:イチ 作曲:イチ 編曲:イチ 絵・動画:アルセチカ 唄:v flower 曲紹介 正義とは 曲名:『不幸せオール』(ふしあわせおーる) 歌詞 (YouTube概要欄より転載) 辺り一面の晴れ模様 置いてけぼりにはお似合いの空 霞む視界さえ羨む程に 裏でやりすごす哀れな山羊 いいないいないいな 綺麗に生きて いいないいないいな 夢だけ見てて 要らない 私は 憐れみだけで 独りで泣けるから 悪霊宛ら私は どうせ疎まれて ただ光を浴びて 陰りの中で 揺らぐ黒百合 磊々落々 不幸せ! 惨めなふりしたただのお巫山戯 何処へと何を思い行くのか 救いを信じているのでしょう 何時まででも付さない荼毘 どうかどうかどうか 綺麗に生きて どうかどうかどうか 夢だけ見てて 死なない私は 悲しみだけで ヒト足る形だろう 悪名 更々 晒せば 其処で 指咥え また煽る口々 無考の懐疑に 祈る虚売り はいはい 嘖々 お手合わせ お手合わせ! 悪行傍ら私は どうせ嘘まみれ ああ 光 謀り 大きな闇に 揺らぐ一文字 やいやい 厄々 お騒がせ 悪霊宛ら私は 此処で息をして また光を浴びて 陰りの中で 鬱ぐ黒無地 磊々落々 不幸せ 不幸せ 不幸せ! コメント 名前 コメント
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校庭にて 六瓢「少年よ!君は今幸せか!?」 上条「これ新手の不幸の訪れでせうか?…神様のバカヤロー!!」 六瓢「アタシ神様なんだけど、その言葉はいただけないかな?」 微妙に口元がヒクついているが抑えているみたいである。 上条「まーた電波の登場ですか。へいへいどうせ上条さんは常に不幸の連続ですよ。で?何の用?」 上条は適当に流そうと話を切り出した。 六瓢「話が分かるっていいね。じゃあ探して欲…」 六瓢は固まった。上条の後ろに突然現れた腕に『風紀』の腕章を付けた鎧武者に驚いたのだろう。 天目一個「・・強者・・・・不法侵入」 六瓢「えっ!?何?何なのこいつ?」 当然の反応である。 天目一個「・・・・・・・強制連行・・」 六瓢「…ッ放しなさいよ!引っ張らないで!」 どんどん遠ざかって行く鎧武者とおね~さんを呆然と見送りつつ上条は言う 上条「あ~…何て言うか不幸だ。」 今日も平和である。 CAST とある魔術の禁書目録 上条当麻 我が家のお稲荷さま。 六瓢 灼眼のシャナ 天目一個
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不幸を変えるもの 昨年の春先、この町に初めて異形のモンスターが現れた頃。私はこの不可解な事件に、当時はあまり関心を持ってはいなかったように思う。 その頃の私は、ようやく僅かな光が見え始めた自分の研究に夢中だった。 御子柴グループ・秘密地下研究所。民間組織でありながら、世界超最先端の――科学者らしからぬ表現をするなら、まるでSFに出てくるような技術の研究をしている場所。 私はここで、世の科学者から机上の空論と言われ続けてきた理論と取り組んでいたのだ。 それは俗に言うタイム・トラベル。時間軸を飛び越える理論なら、既に先人たちが幾つも構築しているが、私の研究は、それを現実に物体を運べる装置へと実体化させる試みだった。 気の遠くなるようなシミュレーションの繰り返しの果てに、ようやく小さいながらも目に見える実験結果が得られた時には、身体の震えが止まらなかった。が、それはゴールではなく、新たな研究の出発点だった。理論上は最長198年の時間を飛べるはずのその装置は、常識では考えられない量のエネルギーを必要とするものであり、それが実現化への第一のネックであることが分かったのだ。 少しでも消費エネルギーを減らすために、再び実験を重ねる日々。そんな中で、私はこのエネルギー問題を解決してくれる力――いや、それだけでなく、大きく言うならこの世界の技術を更なる高みへと押し上げてくれる、驚くべき力に遭遇した。 そう。それがあのモンスターを生み出す、現代の科学では現実とは思えないような力だったのだ。 それは、素材の持つ潜在能力を、数千倍、数万倍に増強して具現化する力。実態はモンスターでも、その力には目を見張るものがあった。 遊園地の幼児向け遊具が、巨大化して歩行はおろか飛行まで可能になった。せいぜい150km/h程度のスピードしか出せないはずのピッチングマシーンが、音速に達するような速さの弾丸を打ち出した。中には幽体離脱や集団催眠でも説明が付かないような、特殊能力を持つものまであった。 そして公になってはいないが、実は私たちの試作機もまた、この力に巻き込まれた。そのお蔭で、今までの実績の約一万倍に相当する時間――約二十五年という時間を飛び越える、驚異的な実績を残したのだ。 力学の法則はおろか、現在の科学技術の常識すらも覆す力。そんな素晴らしい力を、何の生産性もない破壊行動でなく、もっと有益なものに利用することが出来たら、この世界の科学技術の歴史は飛躍的な進歩を遂げることになる。 しかし、私が事件に関心を向けた頃には、いつしかモンスターはそれまでとは異なる物に変化しており、それに呼応するように、目撃される頻度は極端に少なくなっていた。 何とかあの力についてもっと知りたい。あわよくば、この目で、この手で、もう一度確かめたい。 躍起になって手がかりを探し求める私の前に、鋭い眼差しの大柄な女性が現れたのは、もう秋も深まった頃のことだった。 イエローハートの証明 ( 第12話:不幸を変えるもの ) 「・・・彼女は「北」と名乗り、外国のある有名な大学の名刺を出した。肩書は客員教授で、私が探し求めていた力を生み出す“核”の研究をしている者だと自己紹介したんだ。」 天井の一部が吹き飛んだ研究室が見下ろせる、御子柴邸裏庭の芝生の上。そこに座り込み、暗い地面に目を落として、博士は訥々と語り始める。 彼の周りには、祈里、せつな、ラブ、美希、それにサウラーが博士を取り囲むように座って、彼の話に耳を傾けていた。 「少し話をしただけで、彼女がとても優秀な研究者であることがわかった。是非、私の研究施設を訪れて欲しい。そう頼むと、訪問は出来ないが、御子柴グループ最先端の施設で是非研究してほしいと言って、あの“核”を・・・ガラスの瓶に封入された、ダイヤ型の“核”を私に託してくれたんだ。まさかそれが本当に異世界の物だとは、その時は思いもしなかった。」 (いや、まさかあのダイヤをそんな目的で使おうと考える人間がいるとは、こっちこそ思いもしなかったよ。) 内心舌を巻いて博士の話に聞き入るサウラー。だが、後ろから聞こえて来た大声に、顔をしかめて振り返った。 「そうか。それが、俺がノーザに渡したダイヤだったというわけだな?」 「ウエスター!いいから君は、ナケワメーケを早くどうにかしてくれ。」 「うっそぉ、俺だけ仲間外れか?」 「何を言ってる。早く片がつけば、君がこっちに来るのを止めはしないよ。」 「・・・分かった。」 しぶしぶ承知して、ウエスターは再び怪物と対峙する。 (手こずっているな。ウエスターでもこの調子となると・・・これは想像以上に厄介だ。この上、コントロール不可能なナケワメーケが更に増えるようなことになったら・・・。) サウラーは、扉の向こうからかすかに聞こえるガラスが触れ合うような音に、そっと耳を澄ませた。 ガチャガチャと神経に触るような雑音は、さっきよりも幾分大きくなっているような気がする。研究室に残されたダイヤたちが暴走する予兆なのか、確かなことは分からないが、言うなればこれは、いつ爆発するかもしれない多くの爆弾を抱えているような状況だ。 今はとにかく、事態を正しく把握することだ。サウラーは自分にそう言い聞かせて、もう一度博士の方に向き直る。 「彼女が持って来た“核”の力は、実に素晴らしかった。だが、そのコントロールは至難の業で、とてもじゃないが我々が普通に扱える代物ではなかった。 そもそも、私たちはモンスターを生み出したいわけではなく、膨大なエネルギーを効率的に得たいだけだ。そこで、彼女の“核”を参考に、より安全性が高くて扱いやすい “核”を作り出す研究に着手したんだ。彼女もメールや電話で何度かアドバイスしてくれたよ。」 「ううぅ・・・これ以上難しい話は、あたしの頭のメモリーが・・・」 「つまり、ダイヤから不幸を集めるナケワメーケを生み出すんじゃなくて、ダイヤが生み出す大きな力をエネルギーとして使おうって、そういうことよ。そのために、誰もが簡単に、そして安全に使えるダイヤを作ろうとしたんですって。」 博士の説明を聞いて、頭を抱えて目を白黒させているラブに、せつなが分かりやすく説明を加える。 「確かに、目指したのはそういうことだった。もっとも、そう簡単にはいかなかったがね。 まず最初に解決すべき問題は、安全性だった。万が一力が暴走した時、それを止める術が何もないのでは、あまりにも危険過ぎておちおち触ることも出来ない。 何とか良い手立ては無いものか。そう思っていた時、あの事件が起こった。」 「あの事件って・・・プリンセス号の?」 祈里の問いかけに、博士の表情が心なしか強張る。 「ああ。事件の後、招待客とスタッフしか乗っていなかったはずのプリンセス号でどうしてあんな事件が起こったのか、それが大きな問題になったんだ。 事後調査の中で、うちの研究員の一人が北教授に頼まれて、招待状を一通送っていたことが分かった。それで私が問い合わせてみると、彼女はとんでもないことを言い出したんだ。」 そこで博士は言葉を切ると、しばらくの間、次の言葉を言いよどむように視線を宙にさまよわせてから、やがて意を決したように、再び口を開いた。 「自分があの招待状を使って事件を起こした。彼女に渡されたあのダイヤは、怪物を生み出したものと同じ異世界の物だ、と。」 衝撃の告白を耳にしても、慌てるでも騒ぐでもなく、ただじっと自分を見つめる五人。その様子に、博士の方が慌てたように言葉を続ける。 「・・・し、しかし、彼女は続けてこう言ったんだ。この町で不幸を集めていたが、今は目的が変わった。この世界で探し物を手に入れさえすれば、元の世界に帰る、とね。そして、招待状のお礼だと言って、私に一枚のメモリチップを渡した。」 「そっか。ノーザ、そこは嘘をつかなかったんだね。」 「それで、そのメモリチップには何が入っていたんですか?」 ラブの言葉を遮るように、せつなが小さく、しかし鋭い声で尋ねる。 「あの事件の時のエンジンルームの映像――プリキュアがモンスターを倒した時の映像と、その時あの部屋で発せられたエネルギーの解析データだ。今の研究課題である安全性の確保に、役立つんではないかってね。」 「嘘・・・あの時、そんなことを?」 「何のためにそんなことを・・・。」 思わず口をついて出たらしい祈里の呟きを、今度はサウラーが遮る。 博士はゆっくりと顔を上げると、後ろにそびえる大きな邸宅に目をやった。 「社長や坊っちゃん・・・それにあのパーティーのゲストやスタッフに、後ろめたさが無かった訳じゃない。だが、あの時私は、喉から手が出るほどあのチップが欲しかった。それに告発しようにも、彼女はこの世界の人間ではない。告発したら何が起きるのかも、見当がつかない。それで・・・何も言わずにチップを受け取ってしまったんだ。」 声を絞り出すようにして話す博士の横顔を、御子柴邸の灯りが淡く照らし出す。その眉間に幾本もの深い皺が刻まれていることに、せつなは気付いた。 「そして私たちは、彼女から渡されたデータを元に研究を重ね、ついに全ての“核”に搭載する自動消滅プログラムの開発に成功した。」 博士の語り口は、相変わらず静かで淡々としている。だが、その声はせつなの耳には、さっきまでと少し違う、苦いものに聞こえていた。 (私たちには冷静に語っているけど、この人は自分の行いを深く悔いている。後悔し続けているのに、その行いの続きを、今まで止められずにいたんだわ。) 哀しげに博士を見つめるせつなの肩に、美希がそっと手を置く。 「なるほど。だから空き地で暴れていたナケワメーケは、ヒーリング・プレア・フレッシュにそっくりな光で消滅したのね。」 「じゃあ、どうして今頃になって、ナケワメーケが現れたんだ?」 不意に、美希の後ろから、再びウエスターがこちらを覗き込んだ。 「すまん、サウラー。こっちの話が気になって、どうにも集中できなくてな。だから、あいつはしばらく眠らせてきた。俺も話を聞かせてもらうぞ。」 今度は有無を言わせないぞ、という表情のウエスターの遥か向こうに、ついさっきまでウエスターと戦っていたはずのナケワメーケが、地面に長々と伸びているのが見える。 (・・・手こずっていたのは、単にこっちが気になっていたせいか。) サウラーは、やれやれとため息をついて、博士に話の続きを促した。 「安全性と扱いやすさを重視した分、オリジナルに比べてエネルギー効率が落ちるのが・・・つまり、思ったほどのエネルギーが生み出せないのが、開発品の欠点だった。それを解消するために、よりパワーの高いサンプルNo.9を開発したんだが、それが暴走してしまったんだ。その時、女性研究員の机の中にあった香水瓶に取り付いてしまってね。 以前、御子柴グループ創立百周年を記念して、社員全員に贈られた物だったんだが、自分には使う機会が無いからと、彼女がもう何年も机の引き出しに仕舞いこんでいたものだったらしい。 幸い、人のいない工事現場で暴れてくれたお蔭で、被害は最小限に抑えられたが、その騒ぎの中で、同時に開発したサンプルNo.10も行方不明になってしまった。それが・・・」 「あの眼鏡のナケワメーケになったんですね?」 「ああ。いつの間に坊っちゃんの眼鏡に取り付いたのか、私にも分からないが。」 祈里の言葉に、うなだれるように頷いたのを最後に、博士の長い告白は終わった。 芝生の上は、しんと静まり返った。聞こえるのは、相変わらず階下から響いている、ガチャガチャという音だけだ。 そちらにもう一度目をやってから、サウラーは博士の顔に視線を戻した。 (これで大体の状況は掴めたか・・・。気の毒だが、彼の開発品は全て破壊するより仕方ないな。) サウラーが、それを博士に伝えようと口を開きかけた時、一瞬早く、博士に話しかけた人物が居た。 「あの・・・ごめんなさい。」 祈里がおずおずと、博士に向かって頭を下げたのだ。 「わたし、誤解していました。人々を不幸に陥れるようなダイヤを、真似して作るなんて許せないって。でも、違ったんですね。あのダイヤは、人を不幸にするのではなく幸せにするために――人の役に立てるために作ったものなんですね。」 「いや、同じことだよ。結局No.9だけでなくNo.10まで暴走させて、坊っちゃんを酷い目に遭わせてしまった。君だってそのせいで傷ついたんだろう?本当に申し訳なかった。」 反対に博士に謝られて、祈里が困った顔で言葉を探す。博士はそのまま一人一人の顔に目をやってから、サウラーを見つめて言った。 「君は、北教授と同じ世界の人間だろう?教えてくれ。坊っちゃんの様子が最近おかしかったのも、この子が怪我をしたのも、あの“核”の力によるものなんだな?」 「おそらく。オリジナルでは無いので100%そうだとは言い切れませんが、もともとあれは、不幸を集めるために作られたもの。“核”のままでは威力は小さいが、周囲に災いをもたらす力を持っているんです。そのことを、ノーザ・・・いや、北教授は?」 サウラーの問いに、博士が一瞬ポカンと口を開けてから、小さくかぶりを振った。 「そうか。普通なら、そんな非科学的なこと・・・と思うところだが、これまで生み出されたモンスターや、何よりあの坊っちゃんの様子を見てしまうと、根拠が無いとは言い切れない。科学技術が適用できる範囲が、そもそもこの世界とは違うんだね。やはり、相当に進んだ世界だ。」 何かを諦めたような、それでいて悲しみと悔しさが入り混じっているような、そんな口調で博士は言葉を続ける。 「ということは・・・この研究所も、そしてこの御子柴邸も、災いを受けているのか?」 「・・・それは・・・。」 「いや、すまん。答えなくて構わないよ。 力そのものに、善悪も、幸も不幸もない。そう思ってこの研究を続けてきた。だが、私の考えは甘すぎたのかもしれないな。」 そう言って、博士が何かを吹っ切るように、初めてうっすらと、寂しげな笑顔を見せる。が、その笑顔は途中で驚きと戸惑いの表情に変わった。 「そんなことありません!」 凛と響く少女の声。ラブが、いつの間にか博士の目の前にしゃがみ込んで、その顔をまっすぐに見つめていた。 「あたしは頭が悪いから、難しいことは全然分からない。だけど、博士が凄いってことは分かります。あのナケワメーケの力を、みんなに悲しい顔をさせるためじゃなくて、みんなで幸せゲットするために使おうって考えるなんて。」 力強い声とそのあたたかな眼差しから、博士が眩しそうに顔をそむける。 「私はそんな立派な人間じゃないよ。自分の研究のために、御子柴家の人たちを、ずっと裏切っていた。この町のために懸命に怪物探索をしている坊っちゃんを騙して、嘘までつかせた。おまけにモンスターの暴走を、隠そうとすらしたんだ。」 ラブの脳裏に、あの時急に場面が切り替わった、四つ葉町商店街のテレビの映像が甦った。 掠れた声で告白する博士に、ラブが更に何か言いたげに身を乗り出す。が、それより先に、ラブの声よりもっと低い、穏やかな声がした。 「大丈夫。人は、何度でもやり直せます。私はそれを、この町で教わりました。」 せつなが、穏やかな瞳で博士を見つめ、ゆっくりと言葉を紡ぐ。 「私も元は、あの世界の人間でした。あの頃は、決められた人生を決められた通りに生きなければならない、それが当たり前だった。人がそれぞれみんな違っていたり、物事にいろんな見方があるなんて、思ってもいませんでした。 そんな私でも、新しい未来を生きています。ましてやあなたは、不幸の源のようなあのダイヤにすら、違う可能性を見つけている。だったら、不幸に縛られず、新しい未来へ進むことだって、きっと出来るはずです。」 そう言って、せつなは自分を見つめているラブと目を合わせると、少し照れ臭そうな表情で言った。 「不幸はいつでも、幸せに生まれ変われる・・・そうよね?ラブ。」 「うん!」 胸の中が熱いもので一杯になり、それが両目から溢れそうで、ラブは首を動かさずに声だけでせつなに答えて見せる。 思い出すのは、初めてせつなを交えて家族で外食した、あの日の帰り道。自分は幸せになってはいけない気がする――そう呟くせつなに、ゆっくりとかぶりを振ってあたたかく微笑みかけた、母の顔だ。 (今のせつなの表情・・・何だかあの時のお母さんにそっくりだよ。当たり前だよね。だってせつなは、あたしの家族なんだから。) 嬉しくなったラブが、せつなにドンと肩からぶつかる。その途端、ラブの目尻から一粒の涙がこぼれて、笑顔の頬の上を、すーっと流れた。 それを横目で見て小さく微笑んでから、今度は美希が博士と向かい合う。 「研究って、そのほとんどが失敗に終わる実験の繰り返しなんですよね。それでも希望を捨てずに頑張ったから、結果が出せたんしょう?だったら、今度は全ての情報を完璧に集めたら、きっと新しい結果を出すことが出来ますよ。」 「ええ。時間はかかっても、きっと人々の幸せに役に立つ技術が生まれるって、わたし、信じています。」 祈里も、穏やかな眼差しを博士に向けた。 「君たちは・・・こんな酷い話を聞いても、誰も私を責めようとしないのか。」 博士が、喉の奥から絞り出すような声でそう言ってから、四人の少女に、無言で深々と頭を下げる。そして表情を引き締めると、サウラーの方へと向き直った。 「研究所にある“核”を、全て始末する。厚かましいお願いだが、最大限、安全に処分するために、力を貸してくれませんか。」 「分かりました。僕に出来る最善を・・・」 生真面目な顔で頷いたサウラーが、そこでハッとしたように言葉を切る。 「マズい・・・。せつな!博士とラブたちと一緒に、屋敷の中に避難してくれ。」 「えっ、何?」 「どうしたの?」 驚くラブと美希の隣で、せつなも厳しい表情で立ち上がる。 「・・・この音ね?」 「音?」 首を傾げた祈里は、あ、と小さく息を呑んだ。 言われてみれば、階下の音がさっきよりはっきりと聞こえる。それどころか、こうしている間にも、音がだんだん大きくなっているのだ。 「僕とウエスターは、何とかしてダイヤの暴走を止める。最悪、研究所は当分の間、使えなくなるかもしれな・・・あ、おい待て、ウエスター!」 博士に話しかけていたサウラーが、驚いて話を中断した。 すっくと立ち上がったウエスターが、天井の破れ目からいきなり階下へと飛び降りたからだ。そして博士が下ろしたシャッターに、おもむろに手をかけた。 「馬鹿、よせ!そんなことをしたら、ダイヤが暴走した時、防ぎきれないぞ!」 「そうなる前に、止めてみせる。」 「どうやって!?」 「奥の手、というヤツだ。まずは、俺のダイヤを取り返す。」 「そんなことをしても無駄だ。この部屋の中にあるダイヤはほとんどが、君のコントロールが効かない複製品なんだぞ。さっき見ただろう!」 驚きと焦りで、極限まで目を見開いたサウラーが、彼には珍しいほど激した怒鳴り声を上げる。 その顔と、彼の隣から心配そうにこちらを覗き込んでいる少女たちに目をやって、ウエスターはあろうことか、ニコリと笑った。 「無駄かどうか、やってみないことには分からん。 不幸は幸せに変えられるんだろう?こいつらや、この世界で教わったこと――人間の想いや願いに、そんな力があるんだっていうことを、俺も証明してみせる。だから・・・後は頼んだぞ。」 「待て、ウエスター!」 「それ、どういう意味!?」 「うおぉぉぉ!」 サウラーとせつなの声には答えず、渾身の力を込めて、ウエスターがシャッターをこじ開ける。そして僅かに隙間が開くと、腹這いになってその体を部屋の中へと滑り込ませた。その途端。 ピシッ・・・ピシピシピシッ! この上なく不吉な音が、五人の耳に聞こえた。ガラスにひびが入る音。それもひとつではなく、立て続けに幾つも聞こえてくる。そしてそれに混じって、獣のようなウエスターの雄叫びが、再び部屋の中から響いてきた。 「ウエスター!」 「ウエスターさん!」 「何っ?何があったの!?」 美希、祈里、ラブが、たまりかねて口々に叫ぶ。と、その時。 「ホホエミーナ!我に力を!」 ウエスターの叫び声が聞こえたかと思うと、さっきのシャッターの隙間から、するりと何かが這い出して、ふわりと宙に浮かび上がった。 裏庭に降り立ったのは、何だか緊張感のない嬉しそうな表情を持つ、巨大なシーツのお化けのような姿。その額には、黄色ではなく薄青色のダイヤが貼り付いている。 裾の部分には、まるでたくさんの足か車輪が付いているかのように、小さな金属の輪のようなものが、じゃらじゃらと付いている。どうやらこのモンスターの素体はシーツではなく、研究室のカーテンらしい。 「ホ~ホエミ~ナ~。ニッコニコ~!」 それは、最終決戦で誕生したラビリンスの新しいモンスター、ホホエミーナの姿だった。 「ウエスター!奥の手って、これだったんだね!」 ラブが嬉しそうに階下に向かって呼びかける。が、すぐにその顔が強張った。 カシャン!というガラスの割れる音――今までとは明らかに違った音が、部屋の中から聞こえてきたのだ。 「ウエスター、早く脱出しろ!」 「ニコ、ニコ・・・!」 サウラーが再び階下に向かって叫び、ホホエミーナが助けに向かおうとする。しかし、苦しげなウエスターの声が、それを制した。 「何をしている、ホホエミーナ。早く行け!」 「ウエスター!ホホエミーナで戦おうというんじゃないのっ!?」 今度はせつなが、焦りの声を上げる。それには答えず、ウエスターの声がもう一度、心優しきモンスターに檄を飛ばした。 「行けと言ってるのが、聞こえないのかっ!」 ホホエミーナはカタリと目尻を下げて、戸惑ったように主の居る研究室を見下ろした。 そして意を決したように、ニッコニコー!と一声高く雄叫びを上げると、見た目からは想像できないようなスピードで舞い上がり、上空高く、飛び去っていった。 ~第12話・終~ 未来への証(前編)へ
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不幸全開【ふこうぜんかい】 『2』で寿美幸が使用する奥義。 発動すると、「私が相手だー!」と叫んで敵を殴るが効果は無く、その後に次の3つのうちのいずれかが発生する。 突然トラックが突っ込んでくる。トラックは周囲を吹き飛ばすものの、ダメージを受けるのは敵のみ。 突然UFOが墜落。周囲を巻き込んで大爆発を起こし、敵どころか主人公と寿もダメージを受ける。 突然凶暴な野犬の群れが乱入。戦闘に関わっている全員がその野犬に追いかけられ(主人公は更に川へ落ちる)、ダメージを受ける。 総番長戦で発動すると「効かんなぁ!」とは言われるものの、巨大化している場合は寿が殴っている時点で通常の大きさに戻る。 また、2が発動した時に出現するUFOをよく見ると、グレイちゃんに似た宇宙人が乗っているのが確認出来る。 寿がそれを見る事が出来たのかは定かでないが。 どの展開になっても、必ず敵に大ダメージを与えるため白雪真帆よりはマシだが、主人公の体調・運動・根性が相当高くないと、特に総番長戦では諸刃の剣である。 上記のように、巨大化した総番長を元に戻す効果も有益なのは確かだが。 不良戦なら主人公が攻撃しなくとも、この奥義1回だけで勝てる事もある。 寿はMP(容姿)こそ高めだが学力はご存じの通りであり、魔法攻撃は全く期待出来ない。 通常攻撃も、運動部員とは思えないほど貧弱な攻撃力しかない場合が多い(特に主人公がテニス部ではない時)ので、総番長戦で確実に勝つには主人公を相当に強化しておく必要がある。 体調と根性は200以上、運動は最低でも250以上、出来れば300前後は欲しい。 更に、回復魔法「ケアーゴ」が使えるくらい雑学も高ければ、この奥義の2番や3番が多発しても問題無く勝てるだろう。 雑学に関しては、寿の参照パラメータであり彼女を攻略中なら、3年目のこの時期には高い数値のはずなので心配無用だろう。 関連項目 部活・趣味・バトル 寿 美幸
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【前川彰男】 【世界観・設定】 アヤカシ:思考発動でいろいろしてくれる化け物。基本不可視。 アヤカシ使いは常人の数十倍の身体能力を得られる。 【作品名】AYAKASHI 【ジャンル】伝奇バトルADV 【名前】前川彰男 【属性】不幸のアヤカシ使い 【大きさ】おっさん程度。 【攻撃力】【防御力】常人の数十倍はある。 【素早さ】移動速度は常人よりはある。 反応は稲妻の速度で突っ込んでくるアヤカシに数mの位置から反応できる程度。 【特殊能力】不幸のアヤカシ「ケバタケ」の能力者。 ケバタケは大きさ数百m程度。空間と一体化しており不思議攻撃、物理攻撃は透過する。 空間と一体化しているので不可視を見れるものでも見られない。前川でも認識することは不可能。 常時発動の「不幸」取り付け能力。 前川彰男を中心に周りの物体に不幸を取り付けられる。不幸とは敵対しているものに不幸が訪れること。 以下作中で起こした不幸。 前川彰男に攻撃すると攻撃が当たる前にビルが倒壊して閉じ込められる、看板が落ちてきて直撃する。 木々が不幸にも倒れてぶつかる、小石がぶっ飛んでいく、地割れが起きて人間大が閉じ込められる ガラスの破片がぶっ飛んでいく、信号が倒れてきてぶつかる、虚無のアヤカシに飲み込まれるなど 相手が前川彰男に近ければ近いほど運が悪くなり強ければ強いほど運が悪くなる。 全てケバタケの魔力が上乗せされているのでただのちいさな小石でも銃弾以上の威力がある。 木々や信号にもなると数百m程度のキャラを一撃で跡形もなく粉砕できる攻撃を食らっても 全く動じない奴にダメージを与えられる程度の威力になる。 稲妻の速度で突っ込んでくるアヤカシにも当てることが出来るほどの速度と正確さ、 数mの位置から稲妻の速度で突っ込まれても木々が落ちてきて反応できる。 人間は誰しも不幸にはなりたくないと思っているので意識しないうちに前川彰男から離れていく 無理にでも前川彰男に近づくと意識が保てなくなりその場に倒れこんでしまう。 互いに話せる程度の距離で相手は倒れる。 念じれば念じるほど不幸の強さが上がっていく 範囲は普通の街の普通の商店街一体を不幸で被える程度。1km程度はあるか? 精神耐性持ち 【長所】ケバタケの能力が面白い。主人公より人気がある。 【短所】肉体がおっさん。 【戦法】近距離の相手にはその場で強く念じる 遠いか見えない場合は相手を射程に収めるため念じながら突っ込む 2スレ目 24 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 16 59 51 ID tBxBREDC [12/15] 前川彰男 ○>鈴木正継>フォルテッシモ>貴宮忍>赤犬 :開始状態で近くにいるため不幸にも気絶 ○>九十九十九=九十九邪鬼 :開始直後お互い倒れるが、しばらくして起き上がれるこっちの勝ち 倒れてる相手には不幸にもなんかが振ってきて死亡 ×山田正蔵=杏本詩歌:相手は気絶するがこっちは死ぬので負け 杏本詩歌>前川彰男>九十九十九=九十九邪鬼 .